ADSテーマ最強王決定戦-結果&総括! ①
皆さんこんにちは^^
テーマ最強王決定戦は予定されていた12人が全員キャンセルされることなく出場され、本大会ではそれぞれが激戦を繰り広げてくれました。
その中で頂点に輝いたのは・・・!
おくう さんの「帝」です!!!
おめでとうございます!!(=^・・^)ノ
準優勝はアド鳥 さんの「方界」
ベスト4はkagura さんの「BF」、豆大神 さんの「堕天使」という結果でした!('ω')
決勝トーナメントの結果は以下の通り:
予選グループリーグの結果&総括
ここからは予選リーグA・B・Cグループの総括、各グループ選手の総評をしていきたいと思います。
予選リーグは参加者を主が独断でデッキパワーを判断してポット1~4に振り分け、そこから各グループに各ポットから一人ずつ選んでいきました。
そのポット分けは以下の通りです
今回唯一のテーマ被りだった堕天使の使用者はそれぞれ違うポットに分けました。
めんたいこ次郎さんの堕天使は堅実でオーソドックスな構築だったのに対し、豆大神さんの堕天使はメインの妨害カードが堕天使罠3枚だけで堕天使ルシフェルやオッドアイズ・フュージョンが入っているなどややロマン寄りの構築だったからです。
PSYフレームは今大会のデッキの中で唯一手札誘発を豊富に積めるテーマであったことを踏まえ、BFとどちらをポット2にするか悩みましたがポット2にしてみました。
実際は逆の方がよかったですね・・・
グループA
参加者の中でもトリッキーなテーマが集まったグループA。
このグループのPSYフレーム(ジェノさん)vs BF(kaguraさん)の試合が開幕戦としてニコ生で中継され本大会の幕開けとなりました。
蓋を開けてみれば堕天使(めんたいこ次郎さん)の全勝。堕天使罠を今回の上限(6枚)いっぱいまで投入し、堕天使モンスターの効果でも上手く使いながら妨害・除去していく戦いぶりは安定感とデッキパワーの強さが光る内容でした。
BF(kaguraさん)は旋風・シムーンを軸にした厚みのある展開力でPSYフレーム、磁石の戦士を破ったものの、堕天使(めんたいこ次郎さん)には一歩及ばず。しかしシンクロではフルアーマードウイングやヴァレルSドラゴン、エクシーズのRRフォース・ストリクスやノヴァ・インフィニティ、リンクならRRワイズストリクスやデコード・トーカーといったモンスターを臨機応変に使い分けて戦うスタイルは魅力的で2位で予選通過となりました。
PSYフレームは同テーマだけでは通常召喚できる下級がいないためかなりのハンデを背負いながらも使用者(ジェノさん)のPSYフレーム愛が強くこのテーマで出場してきました(テーマ発表した時はちょっとザワついてた笑)。堕天使(めんたいこ次郎さん)相手にはPSYフレームらしさを存分に発揮して善戦したものの競り負けましたが、その試合自体は大会の試合の中でもベストゲームの一つだったのではないかと思います。最終戦となった磁石の戦士では同様にらしさを出しながら競り勝つなど、Aグループを沸かせてくれました。
磁石の戦士(むぎさん)は元祖・磁石の戦士三銃士(α、β、γ)に加え、バルキリオン・ベルセリオンの両方が搭載してあるロマン寄りの構築で出場してくれました。しかしその最上級の磁石の戦士を初手で素引きしてしまっていたり、展開の鍵となる電磁石の戦士が思うように効果を使わせてもらえなかったりと苦しい展開に。悔しい内容だったのではないかと思います。
グループB
グループBは勢力バランスが拮抗しており、比較的オープンな試合の多い好ゲームが予想されました。
結果はポット1で優勝候補の一角でもあったジャックナイツ(つかさ さん)が2連敗で3位以下が早々に決定し、シンクロン(蒼乃さん)とKozmo(バンビさん)が2連勝でグループリーグ突破を決めました。
ジャックナイツ(つかさ さん)は純ジャックナイツの初動の遅さを上手く突かれる形で早い段階で攻め込まれ、決着を付けられてしまったのが悔やまれるところ。それでも最終戦のEM(ツルクボーガンさん)戦では相手がPテーマというのもあってジャックナイツを展開し意地の勝利を挙げました。
Kozmo(バンビさん)は後攻型の完全ビート特化の構築。なんと3戦全て4ターン以内で勝利するという、おそらく本人が狙った通りの試合運びができたのではないでしょうか。上級で打点の高いKozmoを生かすためリミッター解除や才呼粉身が積んであり、シングル戦の予選リーグでは特にその速攻は相手の裏をかいたのか全勝で首位通過を果たしました。
シンクロン(蒼乃さん)は今大会一番みんなに驚きを与えたデッキではないでしょうか。たぶん誰も予想していなかったテーマでした。デッキ構築は展開特化でメインの妨害カードは神の通告2枚のみとやや防御が手薄で、参加者が防御面をしっかり作り込んでくるであろう大会では苦戦が予想されたためポット4に振り分けました。しかし2連勝であっさり予選突破を決めてきました。これぞシンクロテーマという華麗な展開で大型シンクロモンスターを繰り出し、相手ターンにアクセルシンクロをしてスターライト・ジャンクションとのコンボを決めるなど大会を沸かせてくれました。さすが生粋のエンタメデュエリスト…(;''∀'')
EM(ツルクボーガンさん)はギタートル・リザードローを軸としたドロー特化の構築で、リソースが肥えてくる中盤以降に勝負をかける狙いだったのかと察します。しかし他の対戦者が立ち上がりから動いて仕掛けてきて、防御が無限泡影3枚のみと手薄だったのもあってかグループ内では後塵を拝す結果となりました。
グループC
そして最後にグループC。
大会の前日にグループ分け抽選会を行いグループを決めた時にこのグループを見て、主は真っ先に「このグループは死のグループだ・・・」と思いました(◎_◎;)
なんでこのグループだけこんなにヘビー級なの・・・
予選結果も死のグループにふさわしい結果だったのではないでしょうか。
特筆すべきは
- 全勝者・全敗者がいない唯一のグループであったこと
- 全てのテーマがEX依存ではなくメインの上級モンスター軸のテーマであったこと
そして何より・・・
このグループの3人(一人は敗者復活戦からの勝ち上がり)が優勝、準優勝、ベスト4にそれぞれ入賞していること
U.A.(イオナさん)はポット4ということもありますがデッキパワーの点でこの面子の中でもかなり劣勢を強いられていたと思います。しかし敗れたとはいえ堕天使(豆大神さん)、方界(アド鳥さん)のライフを半分以上削り、グループ最終戦では今大会優勝者の帝(おくう さん)に大金星を挙げるなどその戦いぶりは間違いなく健闘していたと言っていいでしょう。U.A.という珍しいテーマで大会を盛り上げようとしてくれたその姿勢も素晴らしかったです^^
堕天使(豆大神さん)は初戦のU.A.(イオナさん)との試合はなんとか勝利したものの、その後は帝と方界に敗れ予選はやや不完全燃焼の結果だったか。しかし敗者復活戦から決勝トーナメントに進出、最終的にはベスト4に入賞しました。
方界(アド鳥さん)はこれぞザ・脳筋という、もはや清々しいくらいのワンショット構築でした(笑)。その中でもグループリーグ最終戦の堕天使(豆大神さん)との試合で見せた展開はもう笑うしかない・・・。あれをやられた堕天使(豆大神さん)はどんな気分だったのだろう(´-∀-`;)。試合が動画化されたら皆さんぜひ見てみて下さい!
帝(おくう さん)は元来のデッキパワーの高さもさることながら、その構築の完成度が光っていました。真帝王領域に加え、特に活躍していたのが帝王の溶撃。ピン積みながら帝王罠であるためサーチでき、予選リーグ・決勝トーナメントの両方で要所で相手モンスターの効果を止めるなど大きな輝きを放っていたように思います。またアイテール、エレボス、クライスといった定番の帝以外にも怨邪帝ガイウスとザボルグが入っていて、帝なりに魅せようとしてくれていたのも印象的でした。
動画化とその遅延について
今大会の試合のリプレイについてはほぼ全部提出されており、主がすでに動画化する24試合の厳選を終えています。
簡易ユーゴさんと話したところ、動画を前・中・後編に分けるとして尺的な問題で動画化できる試合のマックスは24試合程だと言われたため、今大会の全38試合の中から厳選させていただきました(´;ω;`)
そのためプレイングミスが顕著だった試合や片方が手札事故を起こしていた試合、あまりにあっさりとしたOTKの試合の大半は残念ながらカットさせて頂く結果となっています(;´・ω・)
動画化に関しましては現在簡易ユーゴさんが仕事で忙しいため本大会の動画化までおそらく少なくともあと1~2週間はかかるとみております。
参加者の方々はご自身の試合を含め今大会で他の方がどんな試合をしたのか興味がある人も多いと思いますが、もうしばらくお待ち下さい!><;
②へ続く・・・